公開日:2024年10月31日
最終更新日:2024年11月7日
赤ちゃん
赤ちゃんが髪の毛をむしるのはなぜ?理由と対策を紹介
目次
赤ちゃんが髪の毛をむしるのはなぜ?
赤ちゃんが髪の毛をむしる行動は、多くの場合、手に触れるものを握る「把握反射」行動と考えられています。脳の発達を促すために必要な行動で、赤ちゃん本人にとって特別な意図があるわけではなく、周囲の環境や状況に反応して起こるものと捉えて良いでしょう。 この行動には、主に次の2つの理由があると考えられます。たまたま髪の毛に手が触れている
赤ちゃんが髪の毛をむしるのは、たまたま手に髪の毛が触れて、反射的につかんでいるものと考えられます。赤ちゃん自身には髪の毛をむしろうとする意図はなく、「手を動かしたら髪の毛に触れたため、つかんだ」という自然な反応によるものです。 特に寝る前に髪の毛をむしる赤ちゃんが多いのは、横になった際に髪の毛に手が触れて、無意識に引っ張ってしまうのが原因です。中には自分が引っ張った痛みで泣く赤ちゃんもいて、ママがつらくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、成長して自分の動作を十分にコントロールできるようになれば、このような行動は減っていくでしょう。探究している
赤ちゃんは、成長と共に周囲の世界に対して強い好奇心を持つようになります。髪の毛をむしる行動も、物事を探究する一環と考えても良いでしょう。 特に乳児期の赤ちゃんは、手を使って物を触ったり、引っ張ったりすることで、さまざまな感覚を学びます。髪の毛を引っ張る行動も、赤ちゃんにとっては新しい刺激や感覚を確認するための一つの手段なのです。 赤ちゃんが頻繁に髪の毛をむしる姿を見ると、ストレスや何らかの問題があるのではないかと心配になるかもしれません。しかし、これは反射的な行動なので、時間が経てば自然と落ち着いていくでしょう。ママが神経質になると、その不安が赤ちゃんにも伝わる可能性があるため、「成長の一部」と捉えてゆったりと見守ることも大切です。 ただし、あまりにも髪の毛をむしるために抜けてしまう場合は、以下のような対策を試してみるのも良いでしょう。赤ちゃんが髪の毛をむしるときの対策は?
髪の毛が手に触れるとむしってしまうのであれば、他のものを手に持たせてあげるのも一つの方法です。 たとえば、ガラガラは赤ちゃんが握りやすく、興味を持ちやすいように作られています。探究心で髪の毛をむしる場合は、ガラガラを持たせてあげることで、そちらに気を取られて髪の毛をむしる行動を減らせるかもしれません。 タオルやぬいぐるみなど、赤ちゃんが気に入るものを見つけてあげるのも良いでしょう。絵本を読む、おもちゃで一緒に遊ぶ、散歩に行く、日光浴をするなど興味を他に惹きつける策もおすすめです。赤ちゃんが気になる行動をとるときはどうすればいい?
赤ちゃんは、大人から見ると気になる行動をよく見せます。時には、どう対応すべきか迷うこともあるでしょう。そのような場合の対処法を2つ紹介します。- 行動の背景を考えてみる
- しばらく見守る
行動の背景を考えてみる
赤ちゃんの行動には理由があり、時には大人が予想しないような動機が隠れていることがあります。まずは慌てずに、赤ちゃんがなぜその行動をしているのかを考えてみましょう。それにより、適切な対処方法が見えてくるかもしれません。 たとえば、赤ちゃんが大人を困らせるような行動を嬉しそうにすることがあります。頻繁にイタズラをする我が子を見て、「この先、周りを困らせる子になってしまうのではないか」と不安に感じるママも多いでしょう。 しかし、ママの顔を見て嬉しそうにイタズラをするということは、赤ちゃんがママの注目を引きたいと思っているのかもしれません。赤ちゃんの行動には背景があると考え、その意図を理解するようにしてみると、気持ちのゆとりが生まれ、赤ちゃんとの時間をもっと楽しめるようになるでしょう。しばらく見守る
赤ちゃんの行動が気になったら、まずはしばらく見守ってみることも大切です。大人から見て気になる行動であっても、すぐに過敏に反応せず、一呼吸置いてみましょう。 赤ちゃんをよく観察することで、その中で成長の兆しも見られるかもしれません。少し様子を見ていると、自然に収まることも多いものです。危険なことがあれば適切な対策を取りながら、ゆったりと見守り、赤ちゃんの成長を応援しましょう。まとめ
この記事では、赤ちゃんが髪の毛をむしる理由と対策について解説しました。- 赤ちゃんが髪の毛をむしるのはなぜ?
- 赤ちゃんが髪の毛をむしるときの対策は?
- 赤ちゃんが気になる行動をとるときはどうすればいい?
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